“勝鬨橋”の読み方と例文
読み方割合
かちどきばし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
友は彼を誘って勝鬨橋かちどきばしの方へ歩いて行った。橋まで来ると、巷の眺めは一変して、広大無辺なものを含んでいた。冷やかな水と仄暗い空があった。
死のなかの風景 (新字新仮名) / 原民喜(著)
十五分も走ると、勝鬨橋かちどきばしの近くの隅田川すみだがわの岸につきました。その岸に、こわれかかった倉庫のような建物があります。人見と運転手は、大トランクを運んで、その建物の中にはいりました。
妖人ゴング (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)