“円頓戒”の読み方と例文
読み方割合
えんどんかい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
といって常に訪問して円頓戒えんどんかいをうけ、念仏の法門を談ぜられたが、生年五十四歳、正治二年の七月十四日に出家をとげ、同じ十六日に往生を遂げた。
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
そこで法然もあわれみが殊に深く浄土の法門を教え、円頓戒えんどんかいを附属した。そこで道具、本尊、房舎、聖教、皆相続されることになった。法然の最期の時が近づいた際に勢観房は
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)