内外宮ないげぐう)” の例文
鈴鹿明神の森の中を見込むと、鳥居の右へ向っては峠の山道、鈴鹿御前の社と内外宮ないげぐうとが棟を並べた中に、春日形かすががたの大燈籠の光も雨に濡れている。
大菩薩峠:02 鈴鹿山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)