兵太郎へいたろう)” の例文
そのとちゅう、ほし草の積みあげてあるそばで、兵太郎へいたろう君にひょっくり出あったのである。
久助君の話 (新字新仮名) / 新美南吉(著)
ほらふきの兵太郎へいたろう君は着物だったので、まずかばんをはずして、しりまくりし、パンツをぬいだ。久助きゅうすけ君もおくれてはならぬと、ズボンをぬいで、緑と黄のまじった草の上にすてた。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)