公事好くじず)” の例文
「あいつは公事好くじずきの喧嘩屋みたようなもので、意地でああ楯を突きやがったのだ、それを義民だの、救民だのと持ち上げるものだから、百姓を増長させてしまったのだ」
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)