八瀬大原はせおおはら)” の例文
日岡の峠を通って蹴上粟田口けあげあわたぐちへ出るが、三条橋は渡らずに、比叡山の方へとずんずん進んで、それ、名代の八瀬大原はせおおはらの方へ行く途中のところにその岩倉村というのがある。
大菩薩峠:41 椰子林の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)