“允執厥中”の読み方と例文
読み方割合
まことにそのちゅをとる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
抽斎は日常宋儒のいわゆる虞廷ぐていの十六字を口にしていた。の「人心惟危じんしんこれあやうく道心惟微どうしんこれびなり惟精惟一これせいこれいつ允執厥中まことにそのちゅをとる」の文である。かみの三教帰一の教は即ちこれである。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)