“僧院風”の読み方と例文
読み方割合
アベイふう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狭い谷を見下す南斜面の松林の中に、時代離れのした僧院風アベイふうの洋館が一棟、煉瓦には程よくつたがからみ、芝生が整然と刈られ、晩春の爽やかながテラスの前あたりにくつきりと日溜を作つてゐた。
落葉日記 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)