“傷心(いた)” の例文
(良人は、辺土の北国へ、念仏をひろめ賜うために立って今朝は教化(きょうげ)の旅の門出(かどで)——)と信じているので、そこに悲惨らしい影や、流人的(るにんてき)な傷心(いた)みとか悶えなどは、見られないからであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)