倨坐きょざ)” の例文
まったく、そこで得る視野は二十メートルくらいにすぎない。暗い積雲と霧のむこうに、不侵地、「天母生上の雲湖」が、傲然ごうぜん倨坐きょざしている。
人外魔境:03 天母峰 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)