“倜儻”の読み方と例文
読み方割合
てきとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その気質は倜儻てきとう正大を旨とし、学者の講談、志士の横議には毫も危懼を抱かず、むしろ喜んで聴くの風ありき。
近時政論考 (新字新仮名) / 陸羯南(著)
年二十性倜儻てきとう、縦横の術を喜び任侠を事とす。——これがその時代の彼であった。
岷山の隠士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)