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佯
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いつわり
ふりがな文庫
“
佯
(
いつわり
)” の例文
この勝負に、嘘や
佯
(
いつわり
)
があろうとは思えなかった。彼は、久し振りに勝利の快感を、なんの疑惑なしに、楽しむことができた。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
澄江の慧眼は玄二郎の心に無神論を読み破つたとも受けとれるが、また、彼女の言葉に
佯
(
いつわり
)
はないのであつて、神に変形したノスタルヂイを彼の心に見たのかも知れない。
姦淫に寄す
(新字旧仮名)
/
坂口安吾
(著)
佯
漢検1級
部首:⼈
8画
“佯”を含む語句
佯狂
佯撃
佯狂垢汗
佯狂苦肉
倘佯
露佯