“估価”の読み方と例文
読み方割合
こか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それで彼の仕事を正当に理解し、彼のえらさを如実に估価こかするには、一通りの数学的素養のある人でもちょっと骨が折れる。
アインシュタイン (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
こだわりのない叙述の奥に隠れた純真なものがあらゆる批判や估価こかを超越して直接に人を動かすのではないかと思う。
備忘録 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
たとえそういう詩形の存在を概念的に知っていたとしてもほんとうにその内容を理解し正当に估価こかし得たであろうという事はほとんど不可能であると思われる。
連句雑俎 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)