伯母を訪うたのである。公私略にかう云つてある。「九月廿九日、於福山鳥取表伯母君(田中喜三母)対面願之通被仰付、但日数往来之外七日之御暇。」
此年嘉永壬子の十二月十三日は蘭軒の姉、榛軒柏軒の伯母正宗院の一週年忌であつた。伊沢氏は尚榛軒の喪に居つたから、親戚と極て親しかつた人々とが集つて法要を営んだに過ぎなかつたであらう。
“伯母”の意味
“伯母(おば)”の解説
おば(伯母/叔母/小母)とは日本語で以下の関係に当たる女性に対する敬称。
「伯母」は傍系3親等にあたる父親や母親(養父母や再婚相手を含む)の姉ないし兄の妻にあたる女性、祖父母の養女や再婚相手の娘、父母の養親の実の娘で、父母より年長の者を指す語。
「叔母」は傍系3親等にあたる父親や母親(養父母や再婚相手を含む)の妹ないし弟の妻にあたる女性、祖父母の養女や再婚相手の娘、父母の養親の実の娘で、父母より年少の者を指す語。稀に本人より年少の場合もある。
「小母」は年下の人間が成人女性、特に子を持つ親ほどの年齢層を指して呼ぶ一般語。父母の姉妹以外の親族(いとこおばや父母と年齢の近い従姉や異母姉、兄弟姉妹の姑など)を指して呼ぶ場合にも使う。
(出典:Wikipedia)
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