“伊庭孝”の読み方と例文
読み方割合
いばたかし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私もかつて自分でデザインして一つ造らせて見たが、口の悪い伊庭孝いばたかしはたちまちこれに「お仏壇」という異名を奉ってしまった。
ヘンデルの『親しき愛よ』かなんかを歌ったきりだと言って、亡くなった伊庭孝いばたかし氏が嬉しがったことを記憶している。
うまいと思ったのは、彫刻家の伊上凡骨いがみぼんこつだけで、盟主の鉄幹は、のちの伊庭孝いばたかしに似て、実に堂々たる押出しだった。
胡堂百話 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)