伊左衛門いさえもん)” の例文
旧字:伊左衞門
藤十郎どのの伊左衛門いさえもんは、いかにも見事じゃ、が、われらは幾度見たか数えられぬ程じゃ。去年の弥生やよい狂言もたしか伊左衛門じゃ。もう伊左衛門には堪能いたしておるわ。
藤十郎の恋 (新字新仮名) / 菊池寛(著)