人煙稀薄じんゑんきはく)” の例文
武藏と下總の國境くにざかひを、渡し舟が人を運んだ人煙稀薄じんゑんきはく大昔おほむかしはとにかくとして、あれだけの橋が幾筋も出來上るには、かけなければならない交通と、物資のふくらみとがあつたわけだ。
花火と大川端 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)