亡父おや)” の例文
「山木はね、うちの亡父おやが世話したんで、今に出入りしとるのさ。はははは、浪さんが敗北したもんだから黙ってしまったね」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
己が持つてゐた亡父おやの形見の煙草入を
都会と田園 (新字旧仮名) / 野口雨情(著)