“亜爾然丁”の読み方と例文
読み方割合
アルゼンチン100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もちろんそれはもう十幾年も昔のことであろうが、来月初めにはブエノスアイレスの大使館員に嫁いでいる娘さんを訪ねて、亜爾然丁アルゼンチンへ出掛けるという。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
いつか倶楽部クルッブで逢った時、亜爾然丁アルゼンチンの娘のところへ行くといっていたのは真っ赤な偽りで、伯爵と一緒にモンテヴィデオへでも逃亡するつもりであったろう。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)
南米、主として亜爾然丁アルゼンチン、ウルグァイ方面よりの来信電報すこぶる多く、二、三日前には、国境ヴェステルバーゲンの税関からも、厚い封書が三度ばかりきたことがある。
グリュックスブルグ王室異聞 (新字新仮名) / 橘外男(著)