“亀寿丸”の読み方と例文
読み方割合
かめじゅまる100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦後のちまたには、亡家の女たちが、みな身を売ったり浅ましい生業たつきのもとにあえいでいたが、その小娘は、亡主の二位殿と高時との仲にした亀寿丸かめじゅまるの行方を独りさがしあるいていた。
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)