乾燥はしゃぎ)” の例文
夜になって、片岡の家に日傭ひでまを取りに来た十幾人かは、夕飯の時から乾燥はしゃぎきっていた。今夜は勘定だ。明日は祭りだ。明後日は草臥くたびれ休みだ。その意識はみんなの心を浮き立たせていた。
駈落 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)