不夜ふや)” の例文
眠れないでいた竜之助には、その夜更けて、不夜ふやの念仏をしていた上人のもとへ忍び寄った二人の盗賊ぬすっとと、それに驚かなかった上人の問答をよく聞くことができました。
大菩薩峠:07 東海道の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)