下顎おとがい)” の例文
顔をあげて拝むような目付をしたその男の有様は、と見ると、体躯からだの割に頭の大きな、下顎おとがいの円く長い、何となく人の好さそうな人物。
朝飯 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)