上衣シェルヴァニ)” の例文
一番奥まったところに今椅子いすを離れて私の方ににこにこと笑みを送っていられる太子の姿というものは、兼々写真で見ていたとおり眼醒めんばかりの薄黄色の、膝まで垂れる絹の上衣シェルヴァニまとうて
ナリン殿下への回想 (新字新仮名) / 橘外男(著)