“上肢骨”の読み方と例文
読み方割合
じょうしこつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
躊躇ちゅうちょせず、ドアをあけると、部屋には朝日が一ぱいに射し込んでいて、先生は、上肢骨じょうしこつやら下肢骨やら頭蓋骨ずがいこつやら、すこぶる不気味な人骨の標本どもに取巻かれ、泰然たいぜんと新聞を読んで居られた。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)