“三宜楼”の読み方と例文
読み方割合
さんぎろう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これだけの人数が、月にも雪にも花にもよろしという、三宜楼さんぎろうの二階、折から三月十六日の朧ろ月を眺めて、まことに散々の狂態でした。
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
三宜楼さんぎろうの二階に陣取って、千金の春の行楽に、身も心もとろけそうになって居りました。
銭形平次捕物控:245 春宵 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)