丈六平じょうろくだいら)” の例文
丈六平じょうろくだいらや薬師堂の辺は、第二の防禦陣地だったが、そこもはやついえている。寄手はもう勝手明神の境内へ突破して来て、「宮はどこ?」と、血まなこだった。
私本太平記:07 千早帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)