七八歳ななやっつ)” の例文
格子をがらりと明けてはいると、長火鉢の前に一人の男が坐っているんです。師匠よりは七八歳ななやっつも若い、四十ぐらいの色のあさ黒い男でした。
半七捕物帳:05 お化け師匠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)