一國者いつこくもの)” の例文
新字:一国者
しかし彼は一國者いつこくもので、何でも自分の主觀で人のことまで押し通し、それが意の如くならないといつて腹を立てる。
平次は一國者いつこくものらしい老用人が、疊に額を埋めるのを、どんなに骨を折つて止めたことでせう。