“二字分空白”の漢字の書き方と例文
語句割合
□□100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今まで通って居た便所に消毒薬を撒いたり、薬屋に□□二字分空白錠の薄める分量をきいたりしてざわざわ落つきのない夜が更けると、宮部の熱は九度一分にあがってしまった。
黒馬車 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
 何の□□二字分空白わしは賢明なのじゃからの。紙に書いつけた文字は見た所だけは美くしいものじゃ。
胚胎 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
細い背の高い体と熱い様な光りの有る眼とを持って眼の上には長くて濃い□□二字分空白が開いて居た。
蛋白石 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)