“ヲトコカタ”の漢字の書き方と例文
語句割合
考位100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
考位ヲトコカタの祖先の代表を謂ふ大主前オシユマイ妣位ヲンナカタの代表と傳へる祖母アツパアと言ふ一對の老人が中心になつて、眷屬の精靈を大勢引き連れて、盆の月夜のまつ白な光の下を練り出して來る。
此は考位ヲトコカタの祖先の代表と謂ふ祖父オシユメイと、妣位ヲンナカタの代表と伝へる祖母アツパアと言ふのが、其主になつて居る。大人前オシユメイは、家人に色々な教訓を与へ、従来の過ち・手落ちなどを咎めたりする。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)