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ロッペン
ふりがな文庫
“ロッペン”の漢字の書き方と例文
語句
割合
海鴉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海鴉
(逆引き)
一、小屋に帰ると、狭山は青磁に黒い斑のはいった
海鴉
(
ロッペン
)
の卵を煮て喰わせ、じぶんは船から届いた大根や玉葱を生のままで貪り喰った。
海豹島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
匍匐し、挑み、相撃ち、逃惑い、追跡する暗褐色の数万のグロテスクな海獣どもの咆哮と叫喚は、
劈
(
つんざ
)
くような無数の
海鴉
(
ロッペン
)
の鳴声と交錯し、騒々
囂々
(
ごうごう
)
、日夜、やむときなく島を揺りうごかす。
海豹島
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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