“リギン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
檣梯33.3%
檣舷33.3%
索具33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一人の水夫が、檣梯リギンの中途でわれ鐘のような声で呶鳴っている。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
折竹は、いつまでも醒めない悪夢のあとのような気持、フラフラわれともなく檣舷リギンへのぼって、いま左舷に過ぎようとする「太平洋漏水孔ダブックウ」をながめていた。
「太平洋漏水孔」漂流記 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
そしてまたしんとする。……風が索具リギンを鳴らし、スクリューが動悸を打ち、波がざざっとぶつかり、釣床がきしむ。
グーセフ (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)