“ラングーン”の漢字の書き方と例文
語句割合
蘭貢100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このほど帰国の船中蘭貢ラングーンにおいて、テレーズが再帰熱にて死去したるは哀れとも云うべく、また、皮肉家大鳥文学博士がこの館を指し
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
いや、僕はもっと極言しましょう。蘭貢ラングーンで投身したというディグスビイの終焉しゅうえんにも、その真否を吟味せねばならぬ必要がある——と
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
帰国の船中蘭貢ラングーンで投身したと云われる威人ウェルシュの建築技師が、この不思議な事件にも何か関係かかわりを持っているのではないのだろうか。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)