“ラムダ”の漢字の書き方と例文
語句割合
λ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おそるおそる「先生これは波長じゃ御座いませんか」と伺ったら、「そうだね」とあっさりλラムダ(波長の常用字)と直されたんだ。あれには少々驚いたよ。
長岡と寺田 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
「すると、鐘鳴器カリリヨン室の風精ジルフスが、あの倍音演奏とどんな関係があるのだね。そのλラムダは、θシータは?」と検事があえぐように訊ねると、法水はにわかに態度を変えて、悲劇的に首を振った。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)