“ヨハネでん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
約幹伝50.0%
約翰伝50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
書架から手擦てずれのした、羊皮表紙の新約全書を引ずり出した。盲目めくらさぐりに開くと、約幹伝ヨハネでんの十一章が出た、七節から読始めたが気も無く止した。又開けたのは馬太マタイ伝の六章、有名な山上の垂訓である。
茗荷畠 (新字旧仮名) / 真山青果(著)
かくして我は神において生くというのも単に比喩ではなくして事実であることができる(ウェストコットというビショップも約翰伝ヨハネでん第十七章第二十一節に註して「信者の一致とは単に目的感情等の徳義上の合一 moral unity ではなくして生命の合一 vital unity である」といっている)
善の研究 (新字新仮名) / 西田幾多郎(著)