“メーンスル”の漢字の書き方と例文
語句割合
大檣帆100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし実際は、大檣帆メーンスルが破損した以外には、悪くなったところはほとんどなかった。それで、別の錨をつけて、それを一尋半の水の中へ落した。
ヒスパニオーラ号は大檣帆メーンスルと二つの斜檣帆ジブとを張っていて、その美しい真白な帆布は雪か銀のように太陽に輝いていた。
私は最上前甲板の風下の側にいたので、やはり風を受けて膨らんでいる大檣帆メーンスルのために、後甲板の或る部分は私には見えなかった。だれ一人も見当らなかった。