“メルボルン”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濠洲50.0%
米留盆50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大阪商船の濠洲メルボルン通いで、三洋丸という快速船はやいのがあった。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
(四、米留盆メルボルンの落陽(豪州) ヤラ水の源のあたりに牧野が平らかに広がり、五月の車窓に秋の声をききとる。人影もなく落葉しきりの林間の道をゆけば、ただ牛羊のみが気ままに歩いているのである。
南半球五万哩 (新字新仮名) / 井上円了(著)