“マドコオフスマ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真床襲衾80.0%
真床覆衾20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真床襲衾マドコオフスマが蒲団の様なものであつたのは、極古代で、後にはそんな形になつたのです。此が伊勢の神楽に這入つたのが何時であつたかは、一寸想像もつきません。
真床襲衾マドコオフスマこそ、大嘗祭の褥裳を考へるよすがともなり、皇太子ヒツギノミコの物忌みの生活を考へるよすがともなる。物忌みの期間中、外の日を避ける為にかぶるものが、真床襲衾である。
大嘗祭の本義 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
所謂真床覆衾マドコオフスマ(神代紀)を被つて、外気に触れない物忌みを経て、血統以外の継承条件をも獲られたものであらう。