“ホロヲード”の漢字の書き方と例文
語句割合
円舞100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
⦅あのひとはあすこにゐるのです! あの岸のうへで、あたしの仲間の乙女たちと円舞ホロヲードを踊りながら、お月様の光りでひなたぼつこをしてゐますの。けれどあのひとは悪賢こくて狡いの。
しかし処女をとめたちの顔は蒼白く、そのからだはまるで透明な霞で造られて、銀いろの月の光りに照り透されてゐるやうに見えた。円舞ホロヲードはたゆたひながら、だんだん彼の身ぢかへ接近して来た。