“フィラデルフィア”の漢字の書き方と例文
語句割合
費府100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ポーが費府（フィラデルフィア）に新聞記者をしている時、紐育の下町で評判の美人が殺されてハドソン河に捨てられてあった事件を、当時の貧弱な新聞記事を基として
科学的研究と探偵小説 (新字新仮名) ／ 小酒井不木(著)
初めは幼年学校に入ったが、間もなく費府（フィラデルフィア）の中学校に入学し、唯一人の日本人として、校長住宅を兼ねた寄宿舎で、米国の子供としての生活をし、正式の教育を受けた。
牧野伸顕伯の思い出 (新字新仮名) ／ 中谷宇吉郎(著)
費府（フィラデルフィア）の建設者とも言ふべきフランクリンが、その地方のために経営して行く事と、かつ極めて貧乏なる植字職工のフランクリンが一身を経営して行く事と、それが逆流と失敗との中に立ちながら
病牀六尺 (新字旧仮名) ／ 正岡子規(著)