“ピロシュキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
肉饅頭50.0%
油あげパン50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時に親愛なる読者諸君、うちの婆さんときたら、その肉饅頭ピロシュキを焼くのがめつぱふ上手なのぢや、あれくらゐ美味うま肉饅頭ピロシュキはどこへ行つても食へつこない。
小卓こづくゑのところへ行つてしらべて見ると、どうぢやらう——くだんの帳面が半分くらゐの丁数になつてをるではないか! あとは残らず婆さんめ、肉饅頭ピロシュキを焼くたんびに
それはさて、何気なくその肉饅頭ピロシュキの下敷にしてある紙を見ると——なにか文字が書いてある。
顔を洗って来て、ルケアーノフの細君が用意しておいてくれたジャム入りの油あげパンピロシュキをおいしがって、茶をのみはじめている伸子。
道標 (新字新仮名) / 宮本百合子(著)