“ビンザヽラ”の漢字の書き方と例文
語句割合
編木100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
呪師系統の田楽は、約束どほりの服装に、編木ビンザヽラを持ち、田楽鼓を腰にし、一様に藺笠を頂くのを目標とする事が出来るが、巫女田楽では、既に違ふ。
古代研究 追ひ書き (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
田楽とは言うても、編木ビンザヽラを使ふことも、舞ふことも忘れて了ひ、高足をさへ忘れかけて、手に持つて歩くほどのものであつたが、田楽能だけは覚えてゐた。
人間のヒタ面で行ふものとしては、牛系統のものと、簓・編木ビンザヽラ系統のものと、二つに分つ事が出来ます。
信州新野の雪祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)