“ビッターシー”の漢字の書き方と例文
語句割合
苦海100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
アフリカのほうにははるかにごつとした岩山の懸崖けんがいが見え、そのはずれのほうはミラージュで浮き上がって見えた。苦海ビッターシーでは思いのほか涼しい風が吹いたが、再び運河に入るとまた暑くなった。
旅日記から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)