“ヒカゲ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ひかげ
語句割合
日晷100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一方にかうした日晷ヒカゲを追ふ風の、早く埋没した俤を、ほのか乍ら窺はせてゐるといふものである。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
一方にかうした日晷ヒカゲを追ふ風の、早く埋沒した俤を、ほのか乍ら窺はせてゐるといふものである。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
一方にかうした日晷ヒカゲを追ふ風の、早く埋沒した俤を、ほのか乍ら窺はせてゐるといふものである。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
昔から語義不明のまゝ訣つた樣な風ですまされて來た「かげのわづらひ」と謂つた離魂病なども、日晷ヒカゲを追うてあくがれ歩く女の生活の一面の長い觀察をして來た社會で言ひ出した語ではないか。
山越しの弥陀 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
昔から語義不明のまゝ、訣つた様な風ですまされて来た「かげのわづらひ」と謂つた離魂病なども、日晷ヒカゲを追うてあくがれ歩く女の生活の一面の長い観察をして来た社会で言ひ出した語ではないか。
山越しの阿弥陀像の画因 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
昔から語義不明のまゝ、訣つた樣な風ですまされて來た「かげのわづらひ」と謂つた離魂病なども、日晷ヒカゲを追うてあくがれ歩く女の生活の一面の長い觀察をして來た社會で言ひ出した語ではないか。
山越しの阿弥陀像の画因 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)