“パンフレツト”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小册子50.0%
册子50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五枚折の小册子パンフレツトの文句によると、老いたうはばみは山の中をのたのた歩いてゐるうち、この小さい何處の娘ともわからぬうはばみの子供を拾つて
末野女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
併しそれには小册子パンフレツトの二十圓を添へることも忘れるなと、大きいうはばみは小さいうはばみにきつく眼で合圖をしてみせたか、小さいうはばみはそれが判つたらしく例の赤い腰紐をしごいて見せ
末野女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
物好きな男は小册子パンフレツトの文字に讀みふけつた。
末野女 (旧字旧仮名) / 室生犀星(著)
互に連絡氣脈を通じて居るので日本人間にも其の頃から青年社會主義と呼ぶ一團體が出來て渠等の力で或る不都合なる册子パンフレツトを六箇國語で出版した事がある。