“バンカ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:ばんか
語句割合
焚料100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雛壇をこしらえて、天狗取り作業をやるのは、焚料バンカ炭の場合に限られていた。それを、今日、特に、棚を吊ったのは、敵の裏をかく作戦である。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
明日は、早朝から、聯合組の大仕事、アメリカ航路のメキシコ丸の焚料バンカ炭、三百トン積込み荷役を控えて、前景気に、金五郎中心に、一杯、飲んでいた。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
焚料バンカ積込みの口のある舷側に、数枚の棚が吊られてある。そのうえに、四五人の人影が立っている。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)