“ニヒノ”の漢字の書き方と例文
ひらがな:にひの
語句割合
新野100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
信州新野ニヒノの雪祭りに出るしようじっきりと言ふ黒尉は、其上更に、もどきと言ふ役と其からさいほうと称する役方とを派生してゐます。
翁の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
信州下伊那郡新野ニヒノでは、正月十三日か十四日に、門松と一緒に立てかけておいたにうぎを、をがみ場所に配つて歩く。此をおにきと言ふ。
鬼の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
所謂新野ニヒノ峠が其境目で、此から半里も下ると、旦開アサゲ村新野の町になるのです。而もこゝは、西へも北へも、或は東へも、すべて又、山坂を越えなければ通れない、盆地です。
信州新野の雪祭り (新字旧仮名) / 折口信夫(著)