“クローシュ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
丸蓋50.0%
釣鐘裾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
夕食に食堂へ降りて行くと、洋銀の丸蓋クローシュをかぶせた大きな肉皿が出ていた。どうやら恒例の〈雞の丸焼ロチ・ド・プール〉らしい。なにかお祝いがあるたびに、家の雞が一羽ずつ最期をとげる。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
朱鷺とき色の大きな翼裾ウイングと白のジョーゼットの釣鐘裾クローシュだ。白のジョーゼットのほうはちょっとドガの踊り子のようになる。園遊会には向くがサロンにいると子供っぽく見えるおそれがある。
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)