“クロアートル”の漢字の書き方と例文
語句割合
僧院100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
長い窓の列を見せた僧院クロアートルと鐘楼のついた聖堂。質素なようすをした院長館。
葡萄蔓の束 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
矢庭に立ちあがると、悪魔がのりうつったようにキラキラと眼を光らせながら僧院クロアートルの廻廊へ走りこみ、沈黙の行をしている謹厳な修道士をつかまえ、裾から火がついたように夢中になっておしゃべりをする。
葡萄蔓の束 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)